自由って素晴らしい(ジムニーシエラ(JB74)一年半レビュー)

クルマが提供してくれた自由

どこにだって歩いて行くしかなかった子供の頃、手に入れた自転車はそれはもう自由の象徴でした。隣の町どころか、隣の県にだって行ける魔法の道具。
もう少し大きくなって最初のクルマを手に入れたとき、移動できる範囲は飛躍的に広がって、それこそ夜を徹して遠くに行ったりしたものです。
自分の意思で行きたいところに、好きなときに行ける。素晴らしいことです。
でも、クルマが提供してくれる自由はそれだけには留まらず。クルマそのものをメンテナンスしたり、ちょっとしたランプやオーディオなど、いろいろ試行錯誤するのも楽しいものでした。

それから初期型のNCロードスターを手に入れてからはETCを自分で取り付けたくらいでほとんど何もいじることはなかったけれど、その素直な操作性はクルマの動きを学ぶ先生であり、(手足のようにと言うとさすがに大げさなものの)自在に動かせるようになってからは最高の相棒でした。操作に対して余計な介入をしてくることもないので、運転の仕方だって自由でした。たとえリアが滑りだすようなことがあっても・・・

脅かされつつある自由

さて、これが今のクルマになると、いつだって、どこにだって行ける移動の自由はあるものの。
オーディオは交換できず、室内灯を交換することもクルマによっては不可。オイル交換ですらアンダーパネルを外すなど手間がかかり、車線内を走るよう警告やハンドルに介入すらしてくるクルマだってあります。カーブの姿勢制御だって勝手にブレーキをかけて調整してくれますし、横滑りなんて許しません。
最近出た機能だと、停止時のブレーキを軽く抜く調整だってクルマでやってくれるそうですよ。すごいですね(゚⊿゚)

コレは自由と呼べるだろうか?(いや、呼べない)と私は思うわけであります。
こんなクルマが魅力的だろうか、「誰が運転しても同じクルマを自分で所有したいと思うだろうか?」と。

ジムニーは「自由」の象徴かもしれない

そこでこのジムニーです。
残念ながらライトはオフにできないので、駐車時に隣の家を煌々と照らすことになりますが少なくともオーディオは交換できます。
オイル交換だって簡単にできますし、車線の警告はありますがボタン一つで簡単にオフにできます。
そのたのパーツも単純に取り外しができるので、Web検索すればそのカスタマイズの幅広さを体感できます。
姿勢制御は勝手にやらないし、むしろすべての操作が結果にコミットしてきます。
横滑り防止装置はありますが、社外品でオフにもできます。
ジムニーそのものの走破性の高さもまた自由を感じさせます。
クルマそのものの魅力がどんどん薄れつつある中、ジムニーが持つ自由さが人気の理由の一つなのではないかとおもっています。


肝心のレビュー

上の内容から存在そのものがもう素晴らしいジムニー。
たいへん気に入っていますが、今回は以下の点について感想を記します。

見た目。

うちに来たジムニーシエラはN’s Stageで購入したカスタムモデルの中で一番安かった「FISHING MASTER」というモデルです。
純正よりちょっとだけ車高が高く、ちょっとだけタイヤが大きいです。
そのおかげでまるで鳥山明の世界から出てきたような見た目がお気に入りです。
顔もちょっと狸っぽくて好きです。
正直現行のジムニーシエラのプロポーションはジムニーの制約があったからこそ生まれた奇跡だと思っていて、これが普通車規格で自由に大きくできるようになったら、こうは行かなかったでしょう。(ジムニーノマドを見ればわかるでしょう?)

乗り心地。

路面の状況によっては上下左右に揺さぶられますが、姿勢が適切なのかあまり苦には感じません。少なくとも運転しているぶんには。
「人馬一体かどうかはわからないが、馬に乗ってる気分にはなる」というのが感想です。

運転。

悪くないです。
タイヤがどこに向いているかわからない、というほどダルでもないですし、アクセル、ブレーキに関する反応がしっかりあるのでクルマ全体で曲がっていく感覚が楽しいです。
普段は2駆で走るので、ちゃんとFRの動きをします。
ショートホイールなのでちょっと反応が速すぎる感じはありますが、悪くはないです。
タイヤを狙ったラインに通すのもそんなに難しくはないですし、エンジンは存外滑らかです。排気音が静かすぎるのでシフトアップを忘れることがまれにあります。
クルマからの入力が多すぎて疲れると思った時期もありましたが、慣れてきて楽しくなってきました。少なくとも退屈ではないし、眠くはなりません。
明確な不満点としてはヒール&トゥがやりづらいこと。ペダル位置だけは改善の余地ありかなと思います。
MTのシフトに関しては全く問題ありません。ちゃんと入るし、ダブルクラッチを使用すれば1速だって楽々入ります。
NCロードスター(2000cc)と比べるとさすがに低速トルクが細いとは思うものの、坂道発進が苦も無くできる程度にはちゃんとあります。

荷物が載らないならトレーラーを引けばいいじゃない

荷物は、、、載りませんよ。少なくともサントレックスのヒッチメンバーであれば穴開け加工なしで付きますので、付けたらいいんじゃないでしょうか(ハナホジ)


ひとまず1年半としてのレビューはこんなところです。
とにかく気軽で、自由を感じさせるところが素晴らしいです。
ジムニーもスズキコネクトに対応したという不安なニュースを聞きましたが、これからもジムニーだけには自由でいてほしいものです

こいつは間違いなく良いものではない(しつこくマツダのKPCが嫌いだって話)

CX-80がうちに来てから1年近くたつのですが、やっぱり嫌いですKPC。 DSCみたいに危険な状態になるのを防ぐのならまだ100歩譲って理解できるのですが、こいつは普通の運転に介入してくるのがまず嫌いですが、気に入らない点を自分なりに整理してみました。
(ちなみにCX-80自体は基本的にとても気に入ってます。ハンドリングが優秀だからこそなおさら嫌いというところもあります。)

気に入らない理由3選

クリッピングポイントを超えた後のアクセルで曲がりをコントロールする感触が薄れること

自然なロールが抑えられることで、車の荷重移動が減り、アクセル操作による曲がりの調整感が弱くなります。これにより、コーナー出口でのアクセルワークの楽しさが半減してしまいます。

ターンインが機敏すぎること。

ターンインでは逆にあり得ないほど早く鼻が入って行きます。車が素早く反応しすぎるため、ハンドル操作と車体の動きが不自然に感じます。

そして何より一貫性がないこと。

これが一番気に入らない理由です。 KPCが動作しない軽いカーブや車線変更では、ハンドルを切ると自然なロールが発生し、そのロールによって車がしっかり曲がっていき、さらにアクセルやハンドルでヨーを調整しながらスムーズにターンアウトできます。CX-80八ロードスターはこのロール→ヨーへの流れが非常につながりが良く、大変楽しい車なのですが、KPCが作動すると、上記の通り車の動きが変わり、ハンドルを切っても自然なロールが起きず、まるで別の車のようになってしまいます。(これだけは本当に楽しくない!) クルマの動きに一貫性が無いっていうのは良くないことだと思うのですが。

少なくともこの機能はオフにできるべき

KPCは安全性や快適性を高めるということで、確かに何も考えずに運転しているときやクルーズコントロール使用時は意義のあるものかもしれません。 しかし、上記の一貫性のなさがある以上、運転の楽しさを謳うのであれば少なくともこの機能はオフにできるべきです。 マツダを選んで買う人は誰が運転しても同じように運転できる車なんて求めてないと思います。(少なくとも自分は)

そして何よりこの機能をロードスターに付けてしまうのを止める人がマツダにいなかったというのはまたロードスターを購入しようと思っている自分にとっては非常に不安なものです。
これは間違いなく良いものではないです。

余談:(皮肉なことに)KPCのおかげで運転が少しだけうまくなったかもしれない

下記の動画 1:59あたりからKPCの原理についての説明が非常にわかりやすくされていました。
今まで単純にブレーキをかけると前に荷重がかかって後ろが浮くというイメージを持っていたのですが、確かにそれとは別に足回りの構造によって後ろが沈もうという力がはたらくということがわかります。KPCはこれをうまく使うことで車の浮き上がりを押さえるという話になります。

しかし、これはKPCではなくても自分で軽くブレーキを踏むことでもその動きは再現できるよね、ということで軽くブレーキを踏みながらコーナーに入ると、たしかにリアの姿勢が安定します。
これはジムニーでも有効で、上屋のふれを少し押さえることができます。
たしかに姿勢制御としてブレーキを使うことは雪道ではやってましたが、普通の道で意識することはほとんど無かったのでこれは勉強になりました。
おかげで少し運転がうまくなった気がします。(*・ω・*)

CX-80 どうでしょう(納車6ヶ月レビュー)

CX-80が納車されて半年がたつので改めて感想を。
個人的には大満足な車です。大きな不満はありません。
とはいえそれで終わってしまうのもなんの意味も無いので、個人的な○と×という形式で書いてみます。

○6気筒ディーゼルエンジン、FR、運転が楽しい

車体の重さ、重心の高さは感じるものの、基本的にロードスターと共通する乗り味で、運転が楽しいです。アクセルで曲がっていく感触はたまりません。
この車は自分のことをスポーツカーと勘違いしている節があります。(褒めてます)

EVとかハイブリッドとか言っているこのご時世に3.3L 直列6気筒ディーゼルターボ。
エンジンの振動は確かに少ないです。3.3Lという排気量から想像していたより音がちょっと高いのが意外でした。パワーも十分です。キャンプ道具を積んだ軽トレーラーを引いても全然苦しそうではありません。
燃費も結構良いです。長距離ドライブが多ければ1給油あたりの航続距離が1000km超えることもあります。

×KPCが付いている

これだけは本当にいらないです。せめてオフにできてくれと。
車体を安定させたいという意図はわかるのですが、KPCが作動した場合のみ挙動が若干異なることになるため私はこれが本当に嫌いです。
車線変更や交差点の右左折など、KPCが介入しない車の動きは本当に素敵なのですが。
(なので後ろに車がいないときはカーブの入り口ですこしだけブレーキペダルを踏むことでKPCが介入できないようにして車の動きを楽しんでます)

×横幅が大きいので駐車場に気を遣う

間違いなくでかいので、駐車場が狭いところはちょっと困りますね。
あと、できるだけ端っこ、遠くに止めるようにしています。
デカいですが、走っている間は幅の感覚もつかみやすく、狙ったラインにタイヤを通すのも容易です。本当に良い車です。

大まかにはこんなところですね、大抵の機能は別になくても困らないものばかりですが、装備としてはアラウンドビューカメラとアダプティブヘッドライトは神です。


検討している人へのアドバイス

もしCX-80を検討していて、このページにたどり着いた人には以下を踏まえた上でぜひCX-80を選ぶと良いと思います。
もちろん個人的な意見ですのであしからず( *’д’)b

2列目のための車ではない

CX-80の2列目は快適ではありますが、ろくにリクライニングもできません。
でもよく考えて、2列目に乗るのがお客様で無くKSGKなのだとしたら、
自分で乗りもしない2列目が豪華な車をKSGKのために運転するくらいなら、より運転が楽しい車に乗るのも良いのでは無いでしょうか。

高級車として考えてはいけない

特に上位のモデル、グレードになると結構なお値段ですし、マツダも「フラッグシップ」と言っているので高級車として考えてしまいがちですが、乗り心地、ハンドリングなど見た目以外の点のほとんどは高級車として一般的にイメージされるものとは異なります。
なのでCX-80を高級車のイメージで見てしまうと多分お互いに不幸な結果になるでしょう。
スポーツワゴンとか、ステーションワゴン的なイメージで見るとちょうど良い気がします。

積極的に選ぶ価値がある

3列7(または6)人乗りの非スライドドア車、FRとなると少なくとも国産車では唯一無二のモデルです。
CX-80はどんなに低いグレードでも6気筒のディーゼルとFRの車の楽しさが手に入ります。なんなら純粋なFRはハイブリッドモデルにはないので積極的にハイブリッドなしの安いモデルを選ぶ理由すらあります。
そう考えるとCX-80を、そしてどのグレードを選んだとしても何かを諦めて選ぶのではなく、積極的に選んだと自信を持って言うことのできる車だと思います。

上にも書きましたが上位モデルにつく大抵の機能や装備は別になくても困らないものばかりです。>( ´ノД`)コッソリ

図体の割に荷物は載らないし、乗り味は高級車としてははっきりと堅く、税金とか5000キロおきのオイル交換とか結構お金もかかるけれど、もし気に入ったのであれば自信を持って選んで後悔しない車だと思います。

CX-80 スタッドレスの1シーズン終了後 残り溝について

タイヤ交換ついでに一冬超したスタッドレスの残り溝を図ってみました。
大体5000キロほど乗ってます。タイヤの銘柄はダンロップのSJ8+です。
ノギスで適当にはかったものなので、正確ではないのですが大体の傾向がわかるかとは思いまして。

装着位置中央
右前9.6mm9.6mm10.0mm
左前9.6mm9.3mm9.7mm
右後9.6mm10.0mm9.6mm
左後9.5mm9.0mm9.3mm

わりと均等に減っているようです。強いて言えば左側のタイヤの方が若干減りが早いかも?
あと、タイヤ内での片減りもあまりなさそうです。
そもそも2トンある車なのでタイヤの減りが早いのでは無いかと危惧していたのですが、顕著に早いということはなさそうですね。
ロードスターも同じような傾向でしたが、これはなかなか優秀だと思います😊。

タイヤ交換(今回は車)

先週自転車のタイヤ交換をしましたが、今度は車のタイヤ交換です。
今まで使っていたジャッキが上がらなくなってしまい、ジャッキオイルを足せば直るのでは無いかとも思ったのですがこれを機に買い換えました。(・∀・)

今まで使っていたものと比較すると大きくて立派なジャッキになりました。アームの長さも大分違います。

メルテックのエクストラハイリフト、いままではmeltecのF90

高さに関しては若干低くなっています。
最大荷重に関しては実は3tから2tとダウンしていますが、CX-80でも車両重量が2tなのでまあ大丈夫でしょう。

CX-80はSUVのくせに(ビアンテから買い替えて楽になるぞ、と思ったのに!) 最低地上高自体は別に高くなく、いままではスロープで地上高を稼がないとジャッキが入らなかったのですが、この通り。

リアもこの通り。スロープなしで上げられます。

これは捗りますね。良い買い物をしました。
まだ耐久性はわかりませんが (´ε` )

増車しました(約4年ぶり、またまた京商ミニッツシリーズ)

今回増車したのはミニッツバギーです。
左からミニッツ4×4(ジムニー)、ミニッツバギー、ミニッツモンスター。
普通のミニッツは持っていません。

このミニッツバギー、四駆で、しかもダンパーがオイルダンパーです。
なので段差を超えたときもあまり跳ねないし、カーブでの姿勢も安定していて、リア駆動でフリクションダンパーなミニッツモンスターより扱いやすいです。
ミニッツモンスターもオイルダンパーにしてみたくなりました(もう部品が無いので無理ですが)
子供と一緒に遊べるように買ったけれど、これはなかなか良いものです。

CX-80とクルーズコントロール 〜 自動運転との狭間

CX-80、何度も書いているとおり大変楽しい車です。
操作に対する車の反応が素直で、かつ路面からの細かい凹凸などの情報はいい感じにフィルタして伝えてくれます。だから運転しやすいし、車からの揺れも不快に感じることは少ないです。

先日車で帰省する際、1500キロ超の距離を高速で走ったのですがその際はクルーズコントロールを積極的に使用してみました。
クルーズコントロールには不満はないのですが、運転の楽しい車と自動運転とは同時に成り立つのだろうか、と考えさせられました。

クルーズコントロールの性能は必要十分

クルーズコントロールは指定した速度を維持するだけではなく、前の車が設定速度より遅いときは自動的に速度を落として前の車に追従してくれます。

さらにハンドル操作もアシストしてくれることもできるので、走行車線をのんびり走るのは大変楽になっております。たまに分岐で脇道の方に入っていこうとすることがありましたが、まあ概ね問題はありませんでした。
路面のでこぼこは避けてくれないので、路面状況によっては自分でハンドル操作を行うのがよいです。
また、加減速、車間距離の調整は、前車のさらに先方の状況による判断はできないので、その辺りはまだ人間の方が上ですね。(´∀`*)

自動運転というにはまだ足りないのでしょうが、サポートとしては必要十分だと思いました。

自動運転とCX-80の相性はどうなんだろう?

クルーズコントロールにそのものについては問題ないのですが、クルーズコントロールを使っているとCX-80が楽しい車であることの大きな要素である車からのインフォメーションの豊かさが逆に「気になる乗り心地」として顔を出し始めます。

安楽な姿勢をとってヘッドレストに頭をつけると運転しているときには気が付かなかった細かな振動が頭を揺さぶり始め、路面の凹凸が車の落ち着きのなさとなって伝わってきます。

車の楽しさと乗り心地というのはある程度トレードオフの関係にあるということを改めて認識されられます。
さらにクルーズコントロールでは自分が普段行っているハンドル操作による(場合によっては車線をまたぐこともある)路面の凹凸を避ける処理や、アクセル操作による揺れの低減処理がないことも乗り心地の悪さにつながっている部分もあるものだと考えます。

これを真面目に対応しようとすると、

  • 車の反応をダルにして解決
  • 車の制御を綿密にして解決

のどちらかで解決を図るのでしょうが、後者はかなり大変でしょうから自動運転に主眼を置いた開発となると、前者で解決しようとするのが一般的になるのだろうという気はします。自動運転が一般的になったとき、運転して楽しいかというのはどうでもよくなりますし。。
そう考えると、現在のCX-60/80やロードスターというのは存在自体が希有なものだと言ってよいのかもしれませんね。

というわけで運転を楽しむ紳士淑女の皆様は今のうちにこれらの車を買って需要があることを示して参るのが良いと思います。

|ω・`)<そしてKPCは必要ないとみんなでマツダに伝えましょう!
あ、でもクルーズコントロール自体は高速でカーブの少ない退屈な区域で非常に有益でしたし、いいものだと思います。
そして、中国道や東北道のワインディング区間はとても楽しかったです。やっぱり良いクルマですよ、CX-80。

CX-80の航続距離

高速道路を使っての連続移動。
1000キロ走ってまだ余力がある状態でした。

おかげで今までは実家(約1600キロ)に帰るのに数回の給油が必要でしたが、今回は途中で1度のみ、しかも高速の給油所の燃料は高いので満タンにせずに走破できました。
年末年始でSAのガソリンスタンドが混雑している中、これは大変ありがたかったです。

今回はルーフボックス&トレーラーを引きつつの移動でした。積んでいる荷物はキャンプ時に比べれば空荷に近いくらい軽いものでしたが。
それにしてもこの結果はなかなかのものだと思います。

あとは中国道や東北道の仙台から福島にかけてなどのカーブが続く区間において、CX-80は大変楽しく運転できたことを書き添えておきます。クルコン任せにするにはもったいない、大変楽しいものでございました。

CX-80にルーフボックス装着

ビアンテで使用していたルーフボックスをCX-80に装着しました。

横幅は広い車ですが、ルーフは絞り込まれているため案外横幅がありません。
ビアンテの時は横に幅狭のルーフラックや自転車を乗せる余裕があったのですが、、、これに関しては仕方がないですね。どうするか来年の春までに考えます(´・ω・`)

2025/01/05 追記
いや、思ったよりは変わらないかも・・・?
バーの端にプラスチックのカバーがあるのでそこには固定できないですが。

CX-80にてマツダのKPC、オフにできてほしい件

マツダのKPCという車両姿勢の安定化技術、ご存じでしょうか?
https://www.mazda.co.jp/experience/life-with-mazda/20/

コーナーを曲がる際にリアの内側に軽くブレーキを掛け、それによってロールを抑えて安定させるという機能のようで、ロードスター、CX-60、そして先日自分が購入したCX-80にも採用されています。

CX-80はエクステリアはかっこいいし、インテリアは上品だし、パワーも十分、燃費も良くて、ほぼ唯一と行って良い気に入らない点がこのKPCです。

このKPC、機能自体は大変面白いもので、効いているかどうかというのは作動中にはほぼわからないのですが、KPCが作動するとコーナーの出口でアクセルを踏んでいった時の反応から「作動した」事はわかります。
で、何が気に入らないかというと車の動きが一貫しないことなのです。
例えば同じ左カーブで、

1. 比較的に遅い速度で曲がる
 → KPCは作動しないため、コーナー出口で荷重が右後輪に掛かり、アクセルでのヨーコントロールができる 😃<シビレルゥ-!! FRにして良かった!!
2. 比較的速い速度で、アクセルオフでコーナーに入る
 → KPCが作動、コーナー出口では荷重が右後輪にかかりきらず、アクセルでのヨーコントロールができない、しづらい 😔<ドウシテ…
3. 比較的速い速度からブレーキを掛けながらコーナーに入る
 →KPCは作動しないため、コーナー出口で荷重が右後輪に掛かり、アクセルでのヨーコントロールができる 😃<ウーンタマラン!!コレダヨコレ!!!

といった感じで、1から3にかけてコーナー突入時の速度は速くなるのに、コーナー出口での反応が異なる。ここが一番の不満点です。だんだん変化する、ではなく特定の場合のみ反応が異なるというのが非常に良くないと思うのです。

KPC自体は良い機能とは思います。上品に曲がるので、「とても良い車である」とは感じます。ただ、KPCが作動するときと作動しないときの整合性がとれていない、ここが問題だと感じています。
なので、KPCはクルーズコントロールオンの時には有効にしておいて、オフの時は無効にする、だったり任意で無効にできるような設定を追加してもらえると良いな、と思っているところです。
半年点検の時にでも要望してみようとは思います。(GVCもオフにできないようですし、望み薄ではありますが)