
とはいっても屋根に乗っけて電気を売ったりするヤツじゃなくて、あくまでごくごく小規模で、自宅の配電とは独立したシステムです。いわゆるベランダ発電、というヤツですね。今のところパネルの置き場もベランダです。
パネルは100W、バッテリーは鉛蓄電池、いまのところはインバーターを使わずに12Vまたは車載用のカーチャージャでUSB給電での使用です。
売電とかそう言うではなく、防災対策あとはキャンプ用品としての使用(こっちがメイン)を考えてのことです。
発電能力があれば長期のキャンプも安心です。携帯も充電できるし、明かり用のバッテリー残量の心配からも解放されます。
防災の面からも、電気が来なくて家が無事、というパターンよりは家が無事じゃなくて水、火、電気が確保できないというパターンの可能性が高いでしょうから、その面からもこの形態の発電設備の方が安心できます。有事の際に持ち出すことができれば、ですが。
必要なものは基本3つだけ
太陽光発電に必要なものってあまりなくて、基本的には
- 太陽光パネル
- チャージコントローラー
- バッテリー
の3つだけです。
太陽光パネルで発電、バッテリーに蓄電または電気の供給、チャージコントローラーでバッテリーへの充電または電気の供給を担います。
配線イメージはこんな感じ

あとは各々をつなぐケーブル、安全のためのヒューズがあればOK。バッテリーと負荷回路に対して配置します。
ケーブルの銅線の太さは、使用する電力から慎重に決定する必要がありますが、今回は1.25sqにしました(14A以下で使用する必要があります)。
太陽光パネル
丈夫で安くて100Wの発電能力・・・ということでとりあえずAmazonで一番安いヤツを選びました。長方形と正方形に近いものがありましたが、正方形に近い方が取り回ししやすいかなと思って正方形に近いものにしました。電流は最大でも5.6Aほどだそうです。
でも実際に晴れた日にパネルを太陽の方向に向けて短絡電流をはかっても最大で4.8A程度ですね。。。11月だから仕方がないのか?(5A位出ろよ、と思わなくもないですが)カタログ値ってなかなかでないものです。接続自体はMC4コネクタなので、防水・・・なはずです。
チャージコントローラー
こちらは安心のために日本メーカーを選択。消費電力が少ない(2mAくらい)そうなので、それもありがたいです。発電した電力がこれに持って行かれたら本末転倒ですからね。ただしこいつはプラスアースなのです。配線イメージでヒューズなどがマイナス側に配置されているのはそのせいです。
バッテリー
これは余っていたもの(しかし新品です)。5時間率容量58A(たぶん)。100Wのパネルとはそこそこ相性のよいサイズではないかと思います。太陽光パネルがどんなに調子よく発電しても1C充電にも達しないので電池にも優しいですし、大きすぎないので数日あれば充電も完了するでしょう。(本当に使い切ってしまえば一週間近くかかるかもしれませんが
こんな感じでしばらく運用していますが、今のところ問題なく動いています。電池の充電も晴れの日であれば午前中で充電完了の表示になるので、発電、充電も無事にされているようですね。
キャンプしての使用は・・・もうオフシーズンですからね(^_^;
とりあえずモバイル機器の充電くらいしか今のところ用途がありませんが、そういう意味では少しだけ電気代の節約にはなるかもしれません。