今の車には非常に満足しているため、特に新しい車に乗り換える必要はないのだけれども。
必要に迫られたからではなくても、「欲しい」「買いたい」車、というのが世の中にはあると思うのです。
自分の中でそういう車の一つ、ハイラックス。
↓こんなん
去年復活した、という時には特に興味が無かったのですが、この車を見ているとキャンプや自転車ツーリングに行くなど、この車でどこに行こうか、という妄想が膨らむ今最高に「欲しい」車です。
というわけで試乗してきましたよ。
まぁ、市街地のみの試乗だったので、ハンドリング、追い越し加速とか、そういうことは全くわからなかった訳なので、とりあえず今後自分が車を検討する時の備忘録程度の内容です。
- 思ったよりデカい、けどデカくない
デカい、のは回転最小半径。試乗に国道に出る時に、回りきらないかとドキドキしました(巻き込みを恐れて大回りしすぎたよ:(;゙゚’ω゚’):)。Uターンは大変そうです。
その反面、そのような小回りが求められる時以外には全くデカさは気になりませんでした。
幅もそんなに気になりません。
全長5メートルを超える長い車なので、巻き込みとかどうなるんだろうかと思いましたが、これも特に気になるほどではなく。
不思議になったので、とりあえず自分の車と比べてみる(単位は全てmm)
ハイラックス | ビアンテ | 差 | |
全長 | 5335 | 4715 | +620 |
全幅 | 1855 | 1770 | + 85 |
ホイールベース | 3085 | 2850 | + 235 |
なるほど。
ホイールベースでも約24センチ、全長も60センチ少々と、そこまで違うわけでもないですね。
あまり違和感がなかったのもうなづけます。
実際購入したあとは駐車場のはみ出しと、リアのオーバーハングが長いので変なぶつけ方をしないかどうかが多少気にはなりますが、最小回転半径も大きい分オーバーハングが自動車の動きに対して大きくはみ出すこともなさそうだし、そんなに気にすることはないのかもしれません。
- 内装は現代的。普通の乗用車と遜色なく見える。
高級感はないけれど、ドリンクホルダー、外気温、平均燃費表示のできるメーター、(その他のよくわからない安全装備)、必要以上にそろっています。
走っていなければ、通常の乗用車と遜色ないのでは?
- エンジン音はやっぱりディーゼル。うるさくはないが、静かではない。
- 道路の凹凸はかなり伝わる。左右に揺さぶられる感じがする。
トラックなので当たり前なんですけどね( ´−`)
- 6速ATはブリッピング機能付き、ただしロックアップは?
ブリッピング機能がついているので、シフトダウン時につんのめるような減速感はないのは素晴らしいです。しかし、街乗り程度のスピードではロックアップしないのか、トルコンは常に滑りっぱなし・・・ロックアップ機構はあると言うことだったのですが。。。
これはマツダのSKYACTIV-ATが優秀なのかもしれませんが、ダイレクト感という意味であればやはりだいぶ劣るものがありますね。自分のビアンテは20km/h以上であれば常にロックアップしている印象です。(いや、高い車のやつはロックアップ領域についてもアピールしてるみたいだし、全てのトヨタのATがこういうわけではないのかな?)
ただし、ディーゼルのトルクによるものからか、空走感はそこまで大きくはなかったです。とはいえ、エンジン回転と車速は比例して欲しいですし、海外では6MTのモデルも販売しているようなので、できれば国内でも出して欲しいのですけれど。できればiMT付きを導入してくれれば妻も説得しやすいしベストです(・∀・)
iMTとは↓
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/powertrain2018/6mt/
- テールゲートは超重い
これは歳をとったらきつくなってくるのではないだろうかと心配してしまうくらいに重いです。その分信頼感はあるのですが。
総評
荷台の使い方と、どのようなところに行こうか考えるのが楽しくなる、希有な車(少なくとも私にとっては)。乗り心地は許容範囲内だし、安全装備も十分付いている(クルコンまで付いてくる!)
車検が毎年とか、高速料金が高いとか、その他の小さな(?)不満点はを補っても魅力が上回る。
超欲しい。でも6MT待ちということでぎりぎり理性を保てる。販売終了になったらATでも買わざるを得ないと思うけれど(←もう買わなければいけないという義務感)。
とりあえずビアンテが無事なのでまだ我慢できる・・・冬場の二駆に妻が耐えられる限りは(;´Д`)
妻とはMT車がでたら買う、でなければあきらめるという妙な賭けになりました 😛
まぁ、おそらくMT車は出ないでしょうから(一応トヨタに問い合わせてみましたが、予定はないそうです)、賭けに勝つ可能性は望み薄ですね(涙)